どうも、博士です。
以前の記事でお知らせしたとおり、GANNETでスロット解析部が立ち上がりました!
第三回は、ノーリミットシティの一番人気スロット、San Quentin Xways (サン・クエンティン) の攻略&データ解析情報です。
ノーリミットシティの台は超高配当が期待できる高額FS購入と、低めのボラティリティの低額FS購入が選べます。(サン・クエンティンは中程度のボラティリティも選択可能)
今回は、どのフリースピンを買う立ち回りがいいのか、各FSのボラティリティは?そして初期選択シンボルごとに配当は違うのか?など様々な特徴をデータ解析してみました。
少々長い記事ですが、楽しんでもらえたらと思います!
第一回は、日本人に超人気のスロット「ムーンプリンセス100 (Moon Princess 100)」を3万回転回した結果を解析しました。
ムーンプリンセスの解析結果はこちら:
第二回は、同じくノーリミットシティの人気のスロット「ブシドー (Bushido ways xNudge)」のフリースピン別攻略の記事です。
ブシドーの解析結果はこちら:
オンカジスロット解析カテゴリーはこちらから:
他に解析してほしいスロットがあればTwitterアカウントまでご連絡ください!
San Quentin xways (サン・クエンティン) の攻略
San Quentin xways (サン・クエンティン) のフリースピン購入のデータ、攻略情報を記載。
ボラティリティ別にフリースピンを300回ずつ購入し、合計900回購入分のデータを利用し、各種フリースピンごとの挙動を解析しています。
最大150,000倍の配当が出るサン・クエンティンの動画はこちら!
San Quentin xways (サン・クエンティン) 機種基本情報
以下が San Quentin xways (サン・クエンティン) のスロット基本情報になります。
- San Quentin xways (サン・クエンティン)
- プロバイダー: Nolimit City, ノーリミットシティ
- 243 ペイライン
- RTP: 通常時 96.03%, FS時 96.26%, 96.26, or 96.95% (高額BUY)
- 最大倍率: 150,000x
- ボラティリティ:高 (10/10)
- ベット範囲: 0.20/32
- リリース日:2021年1月12日
ノーリミットシティのスロットは高ボラティリティの台が多く、超高配当が狙える仕様です。
なかでも、このサン・クエンティンは最高で150,000倍の配当が獲得でき、ボラティリティも最も高い10点となっています。
そのボラティリティの高さから、ノーリミットシティの中でも一番の人気スロットとなっており、多くのオンラインカジノプレイヤーが高額フリースピン購入に挑戦しています。
なんと、最高ボラティリティのフリースピンはベット額の2000倍で購入可能……!
最低ベットの0.2ドルでも、400ドル払わないと購入できない仕様のモンスター級のフリースピンです。
フリースピン購入は低額・中額・高額の3種類から購入できます。
必要ベット額 | マルチプライヤーの最低数 | 最低回転数 | ワイルドの個数 |
100倍 | 3 | 6 | 1 |
400倍 | 4 | 8 | 2 |
2000倍 | 5 | 10 | 3 |
- 最初に高額配当シンボル5種類から1種類選択され、そのシンボルにマルチプライヤーが付く。
- FS中にカミソリシンボルが出現したラインにワイルドがあると、そのマルチプライヤーが倍になる。
- 低額・中額のFS購入では、レアシンボルの警官が出ると、最初からマルチプライヤーが4倍になる。
- 低額・中額のFS購入では、スキャッターシンボルが揃うと新たに上部・下部のリールが一つ解放される。
- マルチプライヤーの倍率を高めて高配当を狙う爆発台!
ここまでは公式情報です。
このスロットを打ったことのあるプレイヤーは、多くの金額を使って、高額BUYで超高配当を狙いにいこうかチャレンジしようと考えたことがあると思います。
結論から言ってしまうと、実は中額購入と高額購入では、ボラティリティがそれほど変わらないという結果が出ました。
しかし、ボラティリティは変わらないけれど、大勝を狙うギャンブルがしたいなら、一撃の額が大きい高額BUYを選んだほうがいい、ということもデータからわかりました。
これは意外な結果ですね。高額フリースピン購入は購入金額がベット額の2000倍と大きいため、その額に見合った配当が出る印象です。
しかし、実際に購入額や平均配当で基準を統一したうえでボラティリティの指標を計算すると、両者ともそれほど変わらない結果になりました。
また、最初に選択される出現シンボルによって、最終的な配当はほとんど差がないという結果も副次的に判明しました。
今回の解析では、フリースピンを300回購入×3種類行い、様々なデータ指標を計算してみました。
ここからはその結果を紹介します。
San Quentin xways (サン・クエンティン) フリースピンデータ解析と攻略情報
San Quentin xways (サン・クエンティン) 低額FS購入データ
まずは、San Quentin xways (サン・クエンティン) の低額フリースピン購入(ベット額の100倍) を300回行ったときのデータ分析結果を解説します。
まずは残高推移関係のデータです。ここではベットサイズは1ドルで統一しています。
START MONEY | $1000 |
---|---|
END MONEY | $-260.05 |
実践RTP | 95.80% |
実践RTPとは、1ドルベットしたときに平均何ドル返ってくるかを表します。実践なので300回の購入の平均です。理論値が96.26%であることを考えると、実践RTPは妥当な結果となりました。
次にフリースピンの配当関係のデータや、マルチプライヤーのレベル、スピン回数、アップグレード確率、囚人の選択される頻度などを紹介します。
フリースピンの配当関係のデータ
FS配当倍率平均値 | 95.80 |
---|---|
FS配当倍率中央値 | 57.65 |
FS配当倍率最大値 | 815.95 |
FS配当倍率最小値 | 3.3 |
勝率 | 29.33% |
FS配当変動係数 | 0.7981 |
アップグレード確率 | 9.67% |
また、ここでの変動係数はボラティリティを表す数値です。
変動係数は標準偏差 (配当の分散の√) を平均値で割ったものになります。
標準偏差でボラティリティを比較しない理由は、今回のフリースピンは購入金額に差があり(つまり平均値に差が大きい)ため、普通の標準偏差で比較するとフェアではないからです。
標準偏差を平均値で割って調整することによって、平均値に大きな違いがある場合のボラティリティの指標を同じ基準で比較することができます。
スロットの公式情報では、ボラティリティは高・中・低程度しか公表していませんが、当サイトではボラティリティを数値化して他のスロットや同機種内のフリースピンと比較できるようにしています。
変動係数が大きければ大きいほど、ボラティリティが高いことを示します。
この変動係数というボラティリティの指標を利用して、中額・高額BUYとの比較を後で行いたいと思います。
選択される囚人ごとのデータ
まず、左(高配当)から順に番号を振ります。
囚人ごとの出現頻度を比べてみました。
種類 | 選択頻度 |
警官 | 0.667% |
囚人1 | 8.333% |
囚人2 | 25.67% |
囚人3 | 21% |
囚人4 | 25.33% |
囚人5 | 19% |
また、選択された囚人ごとの最終配当の平均値も計算してみました。
種類 | 最終配当の平均値 |
囚人1 | 92.212 |
囚人2 | 93.103 |
囚人3 | 78.261 |
囚人4 | 97.580 |
囚人5 | 103.345 |
これを見ると、高額シンボルが選択されても低額シンボルが選択されても、最終配当の平均値はそれほど変わらないように感じます。
選択される囚人に関してはおそらくはただの演出で、最終配当の結果に差異は無いように思います。
最大スピン回数・マルチプライヤー関係のデータ
マルチプライヤーの最終的な値とその分布についてのデータです。
こちらは、最終的なスピン回数と、その分布についてのデータです。
San Quentin xways (サン・クエンティン) 中額FS購入データ
次に、San Quentin xways (サン・クエンティン) の中額フリースピン購入(ベット額の400倍) を300回行ったときのデータ分析結果を解説します。
まずは残高推移関係のデータです。ここではベットサイズは1ドルで統一しています。
START MONEY | $5000 |
---|---|
END MONEY | $-5588.4 |
実践RTP | 91.18% |
実践RTPとは、1ドルベットしたときに平均何ドル返ってくるかを表します。
実践なので300回の購入の平均です。理論値が96.26%であることを考えると、実践RTPは91.18%と大きく下回る結果となりました。
次に中額FS購入において、フリースピンの配当関係のデータや、マルチプライヤーのレベル、スピン回数、アップグレード確率、囚人の選択される頻度などを紹介します。
フリースピンの配当関係のデータ
FS配当倍率平均値 | 364.705 |
---|---|
FS配当倍率中央値 | 288.525 |
FS配当倍率最大値 | 2666.6 |
FS配当倍率最小値 | 25.8 |
勝率 | 28.67% |
FS配当変動係数 | 1.0851 |
アップグレード確率 | 1% |
選択される囚人ごとのデータ
中額BUYの場合も、囚人ごとの出現頻度を比べてみました。
種類 | 選択頻度 |
警官 | 0.333% |
囚人1 | 13% |
囚人2 | 22.67% |
囚人3 | 22% |
囚人4 | 25.33% |
囚人5 | 16.67% |
また、選択された囚人ごとの最終配当の平均値も計算してみました。
種類 | 最終配当の平均値 |
囚人1 | 361.265 |
囚人2 | 348.861 |
囚人3 | 423.3 |
囚人4 | 312.604 |
囚人5 | 371.446 |
これを見ると、低額BUYの時と同様に、高額シンボルが選択されても低額シンボルが選択されても、最終配当の平均値はそれほど変わらないように感じます。囚人③の場合だけ少し配当が高めに出ていますが、誤差の範囲でしょう。
こちらも、選択される囚人に関してはおそらくはただの演出で、最終配当の結果に差異は無いように思います。
最大スピン回数・マルチプライヤー関係のデータ
マルチプライヤーの最終的な値とその分布についてのデータです。
こちらは、最終的なスピン回数と、その分布についてのデータです。
San Quentin xways (サン・クエンティン) 高額FS購入データ
最後に、San Quentin xways (サン・クエンティン) の高額フリースピン購入(ベット額の2000倍) を300回行ったときのデータ分析結果を解説します。
まずは残高推移関係のデータです。ここではベットサイズは1ドルで統一しています。
START MONEY | $10000 |
---|---|
END MONEY | $43244.45 |
実践RTP | 105.54% |
実践RTPとは、1ドルベットしたときに平均何ドル返ってくるかを表します。
実践なので300回の購入の平均です。理論値が96.95%であることを考えると、実践RTPは105.54%と大きく上回っています。
これは、一撃の配当倍率が非常に大きいため、平均を大きくずらすほどの外れ値が出ているためです。
次に高額FS購入において、フリースピンの配当関係のデータや、マルチプライヤーのレベル、スピン回数、アップグレード確率、囚人の選択される頻度などを紹介します。
フリースピンの配当関係のデータ
FS配当倍率平均値 | 2110.814833 |
---|---|
FS配当倍率中央値 | 1488.45 |
FS配当倍率最大値 | 16809.25 |
FS配当倍率最小値 | 336.05 |
勝率 | 32% |
FS配当変動係数 | 0.9492 |
先ほど述べた通り、最大の配当倍率が16809.25倍、そしてグラフを見てみると、数千倍~1万倍の配当も何回か出ているため、平均値を大きくずらすほどの結果が出ています。
これがサン・クエンティンの醍醐味ですね…!
選択される囚人ごとのデータ
中額BUYの場合も、囚人ごとの出現頻度を比べてみました。
種類 | 選択頻度 |
囚人1 | 10% |
囚人2 | 22.67% |
囚人3 | 25% |
囚人4 | 20.33% |
囚人5 | 22% |
また、選択された囚人ごとの最終配当の平均値も計算してみました。
種類 | 最終配当の平均値 |
囚人1 | 2380.9 |
囚人2 | 2184.3 |
囚人3 | 2304.2 |
囚人4 | 2022.8 |
囚人5 | 1773.8 |
これを見ると、低額・中額BUYの時と同様に、高額シンボルが選択されても低額シンボルが選択されても、最終配当の平均値はそれほど変わらないですし、演出のように思います。
ただ、囚人の選択される頻度を見てみると、どのBUYにおいても最高配当シンボルが出にくい傾向があります。
最大スピン回数・マルチプライヤー関係のデータ
マルチプライヤーの最終的な値とその分布についてのデータです。
こちらは、最終的なスピン回数と、その分布についてのデータです。
San Quentin xways (サン・クエンティン) FS購入データ比較
さて、ここからは低額BUYと中額BUY、そして高額BUYの特徴を比較してみましょう。
先ほど説明したボラティリティの指標である、変動係数に注目します。
低額BUY | 中額BUY | 高額BUY | |
購入金額 | x100 | x400 | x2000 |
平均配当倍率 | 95.80 | 364.705 | 2110.8 |
変動係数 | 0.7981 | 1.0851 | 0.9492 |
表で各ボラティリティの値(変動係数)を比較してみましょう。この結果から、中額BUYと高額BUYではほとんど変動係数が変わらないことに注目してください。
これが意味するところは、中額BUYでも高額BUYでも、同程度のボラティリティの勝負ができるということです。
つまり、資金の残高に応じて、それほど多くないなら中額BUYで遊ぶ、かなり残高が多いなら高額BUYで遊ぶ、と使い分けることができます。どちらの購入の場合でも同程度のボラティリティの結果が出ることが予測されます。
San Quentin は金持ちしか遊べない!との印象がありますが、実は中程度のBUYでも、購入金額と配当の比率的には高額BUYと似たような結果が期待できるということです。
ハイローラーじゃなくても遊べるサン・クエンティンということがわかったので、まだ遊んだことのない皆さんも中額BUYで激熱ギャンブルにチャレンジしてみてはいかがでしょうか?
最初の印象だと、高額BUYがボラティリティがすごく高く、購入金額も異常に高いため、残高がかなり余裕があるプレイヤーしか勝負できないという第一印象があったサン・クエンティン。
しかし、データ分析の結果を見てみると、中程度のBUYでも高額BUYと似たような勝負ができることが判明。
色々な層のプレイヤーが、オンカジ最高峰の高ボラティリティギャンブルを楽しめるチャンスがあることがわかりました。
さて、データ分析の結果をまとめると次の通りです。
- 中額・高額BUYのどちらもボラティリティが似ている!
- 残高が大きくても少なくても、オンカジ最高峰の高ボラティリティギャンブルで楽しめる!
- 高配当を引いた瞬間、勝ち逃げ必須!
- 初期選択シンボルは実は演出で、配当の結果に影響がない!
ブシドーの解析結果でも言えましたが、フリースピン購入は高ければいいってもんじゃないと判明しました。これは面白い結論でした。
データからスロットの意外な仕組みがわかるのは面白いです!
今のところ、Nolimit City の新台を最速解析の予定です。
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San Quentin Xways (サン・クエンティン) スロット解析・攻略まとめ
San Quentin Xways (サン・クエンティン) のスロット解析結果と攻略情報について詳しく説明しました。
San Quentin Xways (サン・クエンティン) を実際にプレイするときに参考にしてもらえると嬉しいです。
GANNETではスロット解析部を立ち上げており、今後も様々なスロットのデータをとる予定です。
解析してほしいスロットがあれば、Twitterのほうで連絡をください!
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