どうも、博士です。
以前の記事でお知らせしたとおり、GANNETでスロット解析部が立ち上がりました!
第一回の解析結果として、日本人に超人気のスロット「ムーンプリンセス100 (Moon Princess 100)」を3万回転回してみました。
各フリースピンがどのような挙動をするのか、どのようにフリースピンを選べばいいのか参考になると思います!
解析してほしいスロットがあればTwitterアカウントまでご連絡ください!
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ムーンプリンセス100 (Moon Princess 100) の攻略
ムーンプリンセス100 (Moon Princess 100) のデータ、攻略情報を記載。
合計3万回転のデータと、各種フリースピンの挙動を解析しています。
ムーンプリンセス100 (Moon Princess 100) 機種基本情報
以下がムーンプリンセス100のスロット基本情報になります。
- Moon Princess 100 (ムーンプリンセス100, ムンプリ100)
- プロバイダー: Play’n GO
- 5×5のグリッド
- ペイライン:クラスター式、縦横並び3つ以上で配当成立
- RTP: 96.20%
- 最大倍率: 15,000x
- ボラティリティ:高
- ベット範囲: 0.20/100
- リリース日:2022年4月7日
前作と比べて、最大倍率が大きくなり、さらにマルチプライヤーが100倍までつくようになりました。一撃ビッグウィンが狙える性能にパワーアップして戻ってきましたね。
ムンプリ前作とムーンプリンセス100の比較はコチラ:
ムーンプリンセス | ムーンプリンセス100 | |
RTP | 96.50% | 96.20% |
ボラティリティ | High | High |
最大配当 | 5,000x | 15,000x |
全消しの配当 | 100x固定 | FS: 50x
通常: 配当×マルチ |
最大マルチプライヤー | x20 | x100 |
フリースピンもラブ・スター・ストームから選べるのは変わっていません。。フリースピンの特徴は以下の通りです。
- ラブ – 高ボラティリティ。1種類のシンボルを選んで他の種類のシンボルに変える。メーターがたまると4回追加スピン。
- スター – 中ボラティリティ。1 or 2個のワイルドシンボルをランダムに出現させる。メーターがたまると3回追加スピン。
- ストーム – 低ボラティリティ。2種類のシンボルを完全に消去する。メーターがたまると2回追加スピン。
ここまでは公式情報です。
実際のラブ、スター、ストームのフリースピンがどのぐらいのボラティリティで、どのような挙動をするかは発表されていません。
今回の解析では、10000回転×3種類のデータをとり、各フリースピンがどのぐらいの配当が出てボラティリティはどのぐらいなのかを統計をとって計算してみました。
また、3万回の回転のデータを合算し、トリニティ発動率、フリースピン発動率、全消しの確率も調査してみました。
実際にスロットを打つときの遊び方の参考にしてください!
ムーンプリンセス100 (Moon Princess 100) 3万回 データ解析
まずは、ムーンプリンセス100を3万回転回した時の残高推移や実践RTP、トリニティ突入率、フリースピン関係のデータ、全消しの確率など調べてみました。
合計30000回転ぶんのスランプグラフはこちらです。フリースピンを引いた場合、最初の1万回転はラブ、次の1万回転はスター、最後の1万回転はストームを選択しています。
まずは残高推移関係のデータです。ここではベットサイズは1ドルで統一しています。
START MONEY | $3000 |
---|---|
END MONEY | $1650.50 |
実践RTP | 95.5016% |
標準偏差 (ボラティリティ) | 2.1098 |
実践RTPとは、1ドルベットしたときに平均何ドル返ってくるかを表します。実践なので3万回転の平均です。理論値が96.20%ですが、それほど理論値とは変わらない結果となりました。だいたいRTP通りの挙動をしていると判断してよいでしょう。
また、標準偏差はボラティリティを表す数値です。純利益 (配当金額 – ベット金額) の分散にルートをとったものとなります。
スロットの公式情報では、ボラティリティは高・中・低程度しか公表していませんが、当サイトではボラティリティを数値化して他のスロットと比較できるようにしています。
標準偏差が大きければ大きいほど、ボラティリティが高いことを示します。
他のスロットの場合でもベット金額を1ドルにして標準偏差を計算すれば、スロットごとのボラティリティの比較ができます!
今後もいろいろなスロットのボラティリティを比較したいと思います。
次はフリースピン関係・全消しのデータはこちらです。フリースピンのマルチプライヤーや回転数など、細かくデータをとっています。
FS配当倍率平均値 | 108.076 |
---|---|
FS配当倍率中央値 | 61.7 |
FS配当倍率最大値 | 2111.7 |
FS配当倍率最小値 | 12.35 |
FS配当標準偏差 | 204.135 |
トリニティ突入確率 | 1.9333% (約52回に1回の頻度) |
FS突入確率 | 0.3866% (約259回に1回の頻度) |
トリニティ発動時のFS突入確率 | 20% (トリニティ5回に1回FS獲得) |
全消しの確率 | 0.0066% (15000回に1回) |
平均的に、トリニティは52スピンに1回の頻度で突入しています。また、フリースピンは259回転に1回の頻度で突入しています。
トリニティ到達後にフリースピンを獲得する確率は20%でした。平均的には5回に1回フリースピンを獲得できる計算になります。
また、グラフと中央値を見てわかる通り、フリースピンの獲得配当倍率は60倍あたりに多く集中しています。ラブを選択したときに1度だけ2000倍越えの配当が獲得できました。
これまでは全データ合算したときの分析結果を発表しました。
ここからは、各フリースピンがどのような特徴があるのか、どのフリースピンを選択すればよいのかについて説明します。
ムーンプリンセス100 (Moon Princess 100) フリースピン別の比較
まず、各フリースピンのデータについて解説し、その後に3つのフリースピンの特徴を比較します。
ムーンプリンセス100 (Moon Princess 100) ラブを選択時のFS解析
まずはフリースピンにラブを選択した場合。
START MONEY | $1000 |
---|---|
END MONEY | $2133.3 |
実践RTP | 111.333% |
標準偏差 (ボラティリティ) | 3.2671 |
まずはスランプグラフから。
グラフを見てわかる通り、FSでラブを選択するとかなり配当のボラティリティが大きいです。実践RTPも100%を越えており、1回の配当で大勝ちできる性能となっています。
標準偏差の数値は3.2671でした。
FS配当倍率平均値 | 144.399 |
---|---|
FS配当倍率中央値 | 50.375 |
FS配当倍率最大値 | 2111.7 |
FS配当倍率最小値 | 12.35 |
FS配当標準偏差 | 321.498 |
マルチ平均倍率 | 18.3181 |
マルチ最大倍率 | 72 |
FS平均回転数 | 7.2093 |
FS最大回転数 | 44 |
データ分析結果からもわかる通り、FSの配当標準偏差(ボラティリティ)が321.498とかなり大きめです。これもまた後ほど他のFSと比較してみましょう。
以上のデータから、フリースピンでラブを選択した場合の立ち回りは以下の通りです。
- 低配当が続いても耐えられる、残高に余裕がある人におすすめ
- フリースピンで超高配当を引いたタイミングで絶対に勝ち逃げすべし!
ムーンプリンセス100 (Moon Princess 100) スターを選択時のFS解析
次はフリースピンにスターを選択した場合。
START MONEY | $1000 |
---|---|
END MONEY | $711.25 |
実践RTP | 97.1125% |
標準偏差 (ボラティリティ) | 1.2340 |
グラフを見てわかる通り、FSでスターを選択すると超高配当もなく低配当もなく、という感じで資金推移します。
スターの標準偏差の数値は1.2340でした。
FS配当倍率平均値 | 83.191 |
---|---|
FS配当倍率中央値 | 65 |
FS配当倍率最大値 | 225.05 |
FS配当倍率最小値 | 17.25 |
FS配当標準偏差 | 55.594 |
マルチ平均倍率 | 19 |
マルチ最大倍率 | 37 |
FS平均回転数 | 7.0667 |
FS最大回転数 | 14 |
データ分析結果からもわかる通り、FSの配当標準偏差(ボラティリティ)が55.594でした。ラブの場合よりも数値が低いため、ボラティリティも抑えめになっています。
以上のデータから、フリースピンでスターを選択した場合の立ち回りは以下の通りです。
- 中程度のボラティリティのため、残高が多くなくても勝負できる!
- もちろんこれも上振れしたタイミングで逃げるが勝ち!
ムーンプリンセス100 (Moon Princess 100) ストームを選択時のFS解析
最後は、フリースピンにストームを選択した場合。
START MONEY | $1000 |
---|---|
END MONEY | -1194.05 |
実践RTP | 78.0595% |
標準偏差 (ボラティリティ) | 1.0703 |
※便宜上スタート残高を$1000にしているため、終了残高がマイナスになっています。
グラフを見てわかる通り、FSでストームを選択すると絶望的な結果に…。通常配当倍率が低いのも相まって、実践RTPも78.0595%と厳しいです。標準偏差の数値は1.0703でした。
FS配当倍率平均値 | 90.359 |
---|---|
FS配当倍率中央値 | 69.1 |
FS配当倍率最大値 | 319.95 |
FS配当倍率最小値 | 23.95 |
FS配当標準偏差 | 67.172 |
マルチ平均倍率 | 19.2222 |
マルチ最大倍率 | 30 |
FS平均回転数 | 10.4074 |
FS最大回転数 | 35 |
ストームのFSの配当標準偏差(ボラティリティ)が67.172と、スターよりも若干大きな値をとりました。公式の発表では、スターよりストームのほうがボラティリティが低いはずです。おそらく、データをとる量が少なかったため、このような逆転の結果になったと思われます。
以上のデータから、フリースピンでストームを選択した場合の立ち回りは以下の通りです。
- 実践ではスターと同程度のボラティリティだが、公式発表ではスターよりもボラティリティが低いはず。
- スランプグラフを見たところ、特に高配当もなく着実に負けが重なっているので選ぶのは避けたほうがよいかも。。。
- データが少ないので、まだストームの挙動がわからない
ムーンプリンセス100 フリースピン別のデータ比較
さて、以上のデータをもとにフリースピン別の比較を行っていきたいと思います。
各フリースピンの特徴的なデータをまとめると以下の通りです。
ラブ | スター | ストーム | |
FS配当倍率平均値 | 144.399 | 83.191 | 90.359 |
FS配当倍率中央値 | 50.375 | 65 | 69.1 |
FS配当標準偏差 | 321.498 | 55.594 | 67.172 |
FS配当倍率最大値 | 2111.7 | 225.05 | 319.95 |
FS配当倍率最小値 | 12.35 | 17.25 | 23.95 |
この表から。やはりラブの配当ボラティリティが非常に高いことがわかります。これはまれにある超高配当が理由です。
しかし、ラブの配当の中央値が平均値から大きく離れていたり、最小値が小さいことから、ラブのフリースピン配当倍率は小さい値をとる頻度が大きいことが考えられます。
つまり、FSで小さい配当しかとれなくても大丈夫なほど残高に余裕がある場合、ラブを選択して負けをひっくり返す超高配当を待つ勝負ができるということです。
そうでなければ、ラブを選ぶのはやめたほうがいいのかもしれませんね。
代わりに、スターやストームを選び、短期決戦で勝ち逃げすべきだと思います。
ストームの挙動が公式の説明(最もボラティリティが小さい)とは異なっていたのでもう少しデータをとるべきだったかもしれません。
残高に大きな余裕がない場合、スターを選ぶのが賢明でしょう。
とにかく、ラブの場合は特に大きい配当をとった瞬間勝ち逃げです!
そもそもスロットはRTPが100%を切っているので、打てば打つほど負けます。長く打たず勝ち逃げが鉄則です。
ムーンプリンセス100 スロット解析まとめ
ムーンプリンセス100 (Moon Princess 100) のスロット解析結果(3万回転分)について詳しく説明しました。
実際にプレイするときに参考にしてもらえると嬉しいです。
GANNETではスロット解析部を立ち上げており、今後も様々なスロットのデータをとる予定です。
解析してほしいスロットがあれば、Twitterのほうで連絡をください!
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