今回の記事は番外編。「イカサマサイコロについて」がテーマです。
ギャンブルでよく使われるサイコロ。
有名な漫画カイジでも、イカサマサイコロを使って賭博する場面がありましたね。
イカサマサイコロは簡単に作れてしまうのでしょうか?そしてそのイカサマは見破れるのでしょうか?
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イカサマサイコロは簡単に作れてしまうのか?
今回の記事は番外編です。「イカサマサイコロ」をテーマにしましょう。
サイコロと言えば、古典的な丁半博打からオンラインカジノで遊べるクラップスまで、様々なカジノゲームで扱われている道具ですよね。
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しかし、サイコロに関するカジノゲームでよく耳にする話題が「イカサマ」。
サイコロの重心に偏りを作って、欲しい目を出やすいようにする、というものです。
有名な漫画のカイジでも、イカサマサイコロを使って賭博する場面がありました。
イカサマサイコロは簡単に作れてしまうのでしょうか?そしてそのイカサマは見破れるのでしょうか?
この内容について掘り下げたいと思います。
イカサマサイコロの作り方?
イカサマサイコロを作る目的とは、ギャンブルで思い通りの目を出したり、任意の目が出やすい傾向を作る、というものです。
今までは、そういったイカサマサイコロは高度な制作技術が必要でした。
しかし、個人レベルでもイカサマサイコロを作る技術が発明(?)
この方法を使えば、今すぐにでもイカサマサイコロが作れてしまいます。
- プラスチックのサイコロとオーブンを用意
- 欲しい出目を上に向けてトレイにのせる
- オーブンに入れて、120℃程度で加熱する
- 10分ほど加熱!
- サイコロの中身の重心が偏り、上にした目が出やすくなるイカサマサイコロの完成!
たったこれだけの手順でイカサマサイコロが作れてしまいます。しかも、加熱時間を間違えなければ、外から見ても歪んでいないサイコロのできあがり。
この手順をまとめた動画を下に貼っておきます。
かんたんにイカサマサイコロが作れてしまいます(悪用厳禁!)
イカサマサイコロの見破り方
さて、上記のように個人でも簡単にイカサマサイコロが作れてしまうことを紹介しました。
次は、実際のカジノゲームにおいてサイコロがイカサマされているかどうかを見破れるのか!?という話題に移ろうと思います。
- 100%イカサマを見破れる!という方法ではございません。統計に基づいているので、イカサマの可能性が高い!ということしか判断できませんのでご了承を。
まず、「イカサマされていない状態のサイコロ」を考えます。
イカサマされていないということは、すべての目が公平に同じ確率で出るということです。
サイコロの目は6つなので、理論上は各目が6分の1の確率で出ることになります。
これをデータをとって検証してみましょう。
イカサマされていないサイコロを用意し、100回データをとってみたところ、次のような分布になりました。
- 1の目の回数:16回
- 2の目の回数:12回
- 3の目の回数:20回
- 4の目の回数:18回
- 5の目の回数:20回
- 6の目の回数:14回
これでは出目に偏りがあるのか、そうでないのか判断がつきません。
ですので、100000回振ってみました。
- 1の目の回数:16685回
- 2の目の回数:16558回
- 3の目の回数:16515回
- 4の目の回数:16742回
- 5の目の回数:16765回
- 6の目の回数:16735回
これだと各目の出る割合が、理論上の確率1/6に近づいていて、イカサマされていないように感じます。
ただ、これだと個人の主観での判断になるため、数値的な基準を設けてイカサマされていないか、そうでないかを見分けましょうというのが統計的な検定の考え方です。
例えばこのnoteだと初心者向けにイカサマサイコロをデータから見分ける方法について書いています。
https://note.com/minerva_science_/n/n4c98f733aa7b
ポイントは、「イカサマサイコロの完全な証明は不可能。でも、データを集めて統計的な指標を示すことでイカサマである可能性が高いと言える。」です。
まとめ
イカサマサイコロの作り方とその見破り方について紹介しました。
この方法を使って悪いことをしちゃだめですよ!w
カジノにはたくさんサイコロを扱うゲームがありますから、データを取ってみてイカサマがされている可能性が高いかどうかを調べてみたら面白いかもしれませんね。されていないと思いますが…